2007/12/24

LVMスナップショットのマウント

LVMスナップショットを利用してDBのバックアップスクリプトを作成中にちょっとつまずいたのでメモ

まず一つ目、"xfs_freeze中にはLVMスナップショットは作成できない"

LVMのスナップショット作成時に、キャッシュ中のデータとかがあるとデータの不整合が発生するので、出来れば確実にディスクに書き込まれた状態を保証したい。そのためにxfs_freezeを使おうかと思ったが、zfs_freezeをしてしまうと、スナップショットが作成できない。(コンソールが帰ってこなくなる)

別のコンソールでxfs_freezeを解除してやればスナップショットは作成できるが、思った動作とは違う。

どうやら、Kernel2.4と2.6ではLVMスナップショットの動作が違うようだ。今回はkernel2.6なので、xfs_freezeを使わずに、DBを止めてバックアップすることにしよう。(別にいい方法があればそっちを検証してみるが・・・)

二つ目は"スナップショットをマウントしようとしたらuuidの重複でマウントできない"

コレは簡単、マウント時のオプションにuuidを無視するnouuidをつけてやるだけ。ついでに、roオプション(読み取り専用)を付けておく。

mount -t xfs -o nouuid,ro {デバイス} {マウントポイント}