2007/03/13

Windows2000から Vistaへのアップグレードメモ

Windows 2000(W2k)からWindows Vistaへアップグレードしようとしたときに、いくつか躓いたのでメモ

  1. VistaのアップグレードにはHDDにインストール済みのWindowsが必要
  2. Vista 64bit は、インストールDVDからブートしてインストールする
  3. Vista 32bit は、Windows2000から直接インストールできるが、アップグレードではない
  4. Vista 32bit から64bitへのアップグレードは出来ない?
  5. Vistaでパーティションを切るとW2kのインストーラーから正常に見えない
まず1番の"HDDにインストール済みのWindowsが必要"なのは、アップグレードの上で面倒だった。
W2kのアップグレード版なら、Win98のCDを途中で要求されるが、それさえクリアすればそのままインストールが続行できたので楽だった。だが、Vistaのアップグレード用のプロダクトキーだと、HDDにW2kが入っていないとインストール出来なかった。なので、余っていたW2kのライセンスを使って新しいマシンにVistaのアップグレード版を入れようとするとインストールが面倒なので注意!

2番目は、W2kから64bit版Vistaへ移行しようとするには、VistaのインストールDVDから起動する必要がある。32bit版Vistaは、インストールDVDをW2kが起動しているときに入れてウイザードに従えば出来るから、セットアップ手順が異なるので気をつける。特に、64bit版のインストールDVDを入れてもまったく実行が出来ないが、これは仕様らしい(DVDからブートしろという表示は出てこないのが、不親切 ただ単に、実行できませんとだけ表示される) 

3番目は、MSのホームページで表示されているのでパス。バックアップを取っておきましょう(w

4番目は、32bit版でインストールしてしまった後で、64bit版をインストールしようとしたら出来なかった。これはアップグレードにはならないからなのか?(Ultimate版同士だから?) 仕方が無いので、W2kをインストールしなおして64bitへアップグレードした。ついでに、同じマシンなのに32bit版でアクティベーションしてしまうと、64bit版ではすんなりオンラインでアクティベーションが通らなくなった。
どうやら同じマシンでも32bit版と64版では違うらしい

5番目が一番厄介だった。4番でも書いたが、インストールに戸惑って何度もVistaのインストーラーで操作したHDDにW2kをインストールしようとしたらトラブった。原因は、Vistaで作ったパーティッションをW2kのインストーラーは上手く扱えないこと。Vistaで一度綺麗にパーティッションを削除しないとW2kが上手くインストールできない。
ただ、VistaのインストーラーもW2kのインストーラでパーティッションを操作した後だと上手く操作が出来ない(Vistaのインストーラーがエラーを吐いて落ちる)ので、W2kもVistaもインストール出来ないHDDになってしまう(w

そういう場合は、LinuxとかのLiveCDで修復可能(今回はFreeSBIEを使用)
コマンドは下記のとおり
$ su -
# dd if=/dev/zero of=/dev/hd0 count=1m

countの値は結構適当(w ただ、つけないとむちゃくちゃ遅いので適当な大きさをつけておくこと
C+tで転送量とか見えるので、ひまなら時々押してみるのが良いかも

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